家は買うべきか借りるべきか?【失敗しないためのポイントを5つ紹介】

家を買うべきか借りるべきか 不動産

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家賃がもったいないなぁ。

家賃を払いつづけるなら、家を買った方がいい気がする。

だって老後に家が無いと不安だし。

 

こういった疑問に答えます。

「家を借りるよりも、買った方が絶対お得ですよ。35年間、家賃を払っても自分の手元には何も残りません」

一度は聞いたことあるセリフですが、これだけを鵜呑みにすると、あたなの人生が取り返しのつかないことになります。

家を買うべきか借りるべきかは、5つのポイントを総合的に判断してから、決断することが大切です。

住宅ローンは35年間、借金を背負っているのと同じ状態です。

本記事では、「家は借りるより買った方が得」という不動産屋のセールストークの真実と、35年ローンのリスク、家を買って得られる価値について解説します。

本記事の内容

  • 家を買うことは不動産投資である
  • 失敗しないためのポイントを5つ紹介

私は3年前に中古のマンションを購入しました。

買う際に優先したことは、35年後の資産価値や賃貸に出したらいくらで貸せるのか。
つまり、リセールバリューがあるかどうかです。

それでは解説していきます。

 

家を買うべきか借りるべきか?

家を買うべき

結論として、家を買うべきか、借りるべきかは個人の価値観によって変わります。

私は35年後(住宅ローン返済後)にも、買った価格と同じか、近い価格で売れるのであれば、家を買う価値はあると考えます。

なぜかというと、家を買うことは不動産投資と同じだから。

投資である以上「買うなら絶対に新築」「安くて広いから」こういった理由で家は買うべきではなく、価値のある家を買うことが大切です。

 

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家を買うべきか借りるべきかは、5つのポイントを理解してから

家を買うか借りるか 5つのポイント

夢のマイホームを投資目線で決めるなんてナンセンス!

おっしゃる通り、家を買うというのは人生で一番大きな買い物。

そのため、色んな感情が絡む難しい買い物でもあります。

しかし、家を買うべきか借りるべきか、後悔しないためにも次の5つを総合的に判断することが大切です。

  1. 家を買うリスク
  2. 家を買って得られる価値
  3. 借りるより買う方が得の真実
  4. 家を買うことは不動産投資と同じ
  5. 家を借り続けたあとの定年後の住宅費

順番に解説します。

家を買うリスク

投資にリスクがあるように、家を買うのにも当然リスクが存在します。

  • 家を買うメリット:地価が上昇した時に利益を手にする。
  • 家を買うデメリット①:地価が暴落すれば損をする。
  • 家を買うデメリット②:津波で家が流されても、地盤が液状化しても自己責任。
  • 家を買うデメリット③:リストラで住宅ローンが返済できなくなっても自己責任
  • 家を借りるメリット:家を借りているだけであれば、賃貸契約を解除してその家を出て行けばいいだけ。

家を買うのと借りるのでは、リスクの負担が違います。

株価と同様に、将来の不動産価格や天災を予測することは誰にもできまませんが、住宅ローンの負担の重さは理解しておく必要があります。

補足
東日本大震災の時には、大半の住宅ローンが免除されるガイドラインが策定されています。

参考:東日本大震災・自然災害者被災者債務整理ガイドライン運営機関

家を買って得られる価値

次の3つの価値のなかでどれを優先するかを決めることが、家を買うか借りるかの後悔しない選択を手助けしてくれます。

  1. 金銭的価値
  2. 機能的価値
  3. 心理的価値

順番に説明します。

 

金銭的価値

金銭的価値とは、買ったものを売った時の値段(リセールバリュー)のこと。

  • 1億円の家でも、買ってすぐに1億2千万円で売れれば、借金してでも買う価値がある。
  • 住宅ローンの返済後に、その家がいくらで売れるかも重要。
  • 一方で、2000万円の家でも、買ってすぐに500万円でしか売れないのであれば、価値はない。

日本では、新築の家は買ってすぐに2~3割価格が落ちると言われています。

なぜなら、販売費用に建築会社や不動産会社の利益、広告費が上乗せしてあるから。

金銭的価値を優先するのであれば、中古で探すことが賢い選択と言えます。

これが金銭的価値です。

関連記事>>>家を買うなら新築よりも中古が良い理由【お得な物件を探す方法も紹介】

 

機能的価値

機能的価値とは広い住居スペースや駅までの距離など、数値化できるスペックのこと。

例えば、「最低でも80平米は欲しい」「駅から徒歩5分以内がいい」といった感じ。

これが機能的価値です。

 

心理的価値

心理的価値とは感情面の価値で、これは数値化できません。

例えば、「マイホームを持つことが夢なんだ!」、「住むなら中古より新築よね」といった個人の価値観です。

これが心理的価値。

 

家というのは、金銭的価値、機能的価値、心理的価値、これらの感情が絡む難しい買い物です。

どれを優先するかは、あなたや家族の価値観次第です。

 

家は借りるより買う方がお得の真実

今の家賃と同額で家が買えるので、借りるより買った方が絶対お得ですよ。

そんなセールストークに心が動きませんか?

結論として、家を借りるより買う方がお得というのは、借金のリスクを巧妙に隠した不動産屋の魔法のトークです。

具体例を交えて説明しますね。

 

家を買うのは株式の信用取引と同じ

ここに、1000万円の資産を持っているAさんとBさんがいます。

2人とも家賃12万5千円の家を借りています。

Aさんは1000万を頭金に2000万の住宅ローンを借りて、3000万の家を購入。

その結果、家賃12万5千円の支払いはなくなりました。

家を買う場合

Bさんは同じく2000万円の借金をして、3000万円の株式購入。それを年利5%で運用しました。

家賃12万5千円かかりますが、株の配当が年間150万円(月12万5千円)あるため、配当で家賃を支払いました。

家を借りる 場合

AさんとBさんは同じだけ借金をして、2人とも家賃が実質タダになった状態。

しかし、個人で何千万の借金ができるのは住宅ローンくらいです。

つまり、家を借りるより買う方がお得というのは「借金をして投資をした方がお得ですよ」と言っているのと同じ

セールストークの裏に借金のリスクが巧妙に隠されていることは、理解しておく必要があります。

参考文献:臆病者のための億万長者入門 /文藝春秋/橘玲

 

家を買うことは不動産投資と同じ

 

家賃を払い続けても自分の手元には何も残りません。家を買えば資産になるからおすすめですよ。

これも心が動いてしまうセールストーク。

結論として本当に資産になるかは、35年後の家の価値を調べることが大切です。

なぜなら家を買うことは不動産投資と同じだから。

家を買って他人に貸せば、家賃収入を得ることができます。自分で住めば、当然、家賃収入はもらえません。

 

35年後の家の価値

家の価値は家賃から決まります。

住宅ローンを返済し終わっても、家を貸した時の家賃が0円であれば、その家の価値は残念ながらゼロ。

  • 郊外の戸建ては、35年後には廃屋となりほとんど価値は残らない。
  • 一方で、人気の沿線沿い、駅から徒歩5分の物件は、築30年以上でも3000~4000万円以上で売買されている。

後者の家には価値があります。

住宅ローンを払い終わった後でも、数千万円で売却できる家であれば、心の余裕もできて老後の選択肢も増えてきます。

つまり、資産価値の高い家を買うことができれば、賃貸よりもメリットを享受できる可能性が高まります。

 

資産価値が落ちない家の条件についてはこちらの記事で紹介してます。

失敗せずに家を買うコツ【資産価値が落ちない家の条件 9 選】

 

 

家を借り続けたあとの定年後の住宅費

最後に、定年後の住宅費を見てみましょう。

Aさん(家を買う)とBさん(家を借りる)が住んでいたのは3000万の家。

Aさんは65歳で住宅ローンを払い終わりました。

その家に資産価値があっても、廃屋であっても、これからの家賃はかかりません。

これは35年という借金のリスクに対して支払われる対価ともいえるでしょう。

家を買う 定年後

一方、Bさんはこれからも家を借りることになります。

65歳~85歳の間、同じクラスの家を借りた場合の金額がこちら。

150万円(毎月12万5千円)× 20年=3000万円

一定の収入が途絶えた後の家賃は、かなり負担になります。

家を借りる 定年後

 

老後は郊外で家賃が安いところに引っ越すわい

そう考えている方もいるかと思います。

家を借りているだけであれば、引越も自由に選択ができます。

しかし高齢になるほど、スーパーや病院が家から近い場所にあることはメリットになります。

駅から近ければ車も必要ありません。

そう考えると、家を借り続ける場合は、定年後でもある程度の家賃負担は覚悟が必要でしょう。

 

家は買うべきか借りるべきか【まとめ】

まとめ

家を買うのであれば、買った価格と同じか、近い価格で売れる中古物件が選択肢になります。

一方で、35年の住宅ローンのリスクが大きいと感じる方は賃貸を選択すると良いでしょう。

5つのポイントを総合的に判断して、人生で一番高い買い物で、後悔しない手助けになれば幸いです。

  1. 家を買うリスク
  2. 家を買って得られる価値
  3. 借りるより買う方が得の真実
  4. 家を買うことは不動産投資と同じ
  5. 家を借り続けたあとの定年後の住宅費

おわり。

 

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